DSC_10254


朝、いつものようにお庭をくるっとお散歩(偵察)すると

一番に目に入ったのが

スパニッシュビューティー!

やっと咲いてくれたのね!!!

門に寄り添うように枝を広げたスパニッシュビューティー

温かくなり始めたころ、アブラムシがついているのを見つけ

ムムム!と思いながらアブラムシをひねりつぶし
(去年までは素手で触れなかったのに‥この進歩!)

アブラムシにかじられ少し黒くなったつぼみをなでながら

 「元気にキレイに咲いてね」

と語りかけていた、その子が‥!

なんと一番にヒラヒラのドレスのような花びらを開いて

美しいお顔を見せてくれました!!!

もう、涙が出そうなくらい嬉しかった!


毎年、毎年、お花は咲いてくれるんだけど

やっぱり、自分が手塩にかけて育てると

こんなに感激が違うんだ‥と実感した春。


「きみたちは美しい。でも外見だけで、中身はからっぽだね」王子さまは、さらに言った。
「きみたちのためには死ねない。もちろんぼくのバラだって、通りすがりの人が見れば、
きみたちと同じだと思うだろう。でもあのバラだけ、彼女だけが、きみたちぜんぶよりもたいせつだ。
ぼくが水をやったのは、あのバラだもの。ガラスのおおいをかけてやったのも、あのバラだもの。
ついたてで守ってやったのも、毛虫をやっつけてやったのも。文句を言ったり自慢したり、
ときどきは黙り込んだりするのにまで、耳を傾けてやったのも。だって彼女はぼくのバラだもの」

それから王子さまは、キツネのところに戻った。
「じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
いちばんたいせつなことは、目には見えない」
「きみのバラをかけがえのないもにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」

  ‥サン=テグジュペリ「星の王子さま」 河野万里子訳(新潮文庫)より