photo by Umemura
11月27日、お庭のりんごの木が真っ赤に実り、
小雨がパラパラと落ちる中(笑)、秋の音楽会が開催されました。
今年は春も大雨(笑)でしたが、雨に好かれる年ですね~^^;
photo by Tanaka
そんなお天気を後目に、お店の中では愉快な演奏会のはじまりはじまり~♪
トップバッターは くら笛 ♪
リコーダーに加え、ビオラダガンバ、フルート、チェロ、バイオリン、ウクレレ‥と
いろんな楽器を交えてのアンサンブルとなりました^^
photo by Umemura
松田さんは、なんとご自身で作曲された曲‥「緑の風 in アイルランド」を
フルートで演奏してくださいました♪
お次は、 リコーダー・アンサンブル・あおがき です
リコーダーのハーモニーの美しさはもちろん。
今回はリーダー梅村さんがお歌も少し歌ってくださったり。
とても心温まる演奏でした。
今回は、梅村さんの旦那様が今回は司会をされました。
実は旦那様は、宮沢賢治の故郷である、岩手県花巻のご出身!
お話は一言一言胸にじーんと響き、ぐっと会場の温度が温かくなったように感じました。
私も思わず、その後で、私の好きな賢治の一節‥
宮沢賢治「注文の多い料理店 (序)」を朗読させていただきました。
お次は、 ビアンコ さんの演奏♪
安定した美しいハーモニーに、皆うっとり‥♡
リコーダーの優しい調べに心癒されました♡
photo by Umemura
最後には3グループで合奏。
今回は、宮沢賢治の作った 「星めぐりの歌」 を演奏しました。
くら笛でお世話になっていた やまあそさん が編曲してくださいました。
演奏が終わってから、あるお客様が、パッと立ち上がって
「 私、なんだか言葉に出来ない気持ちがこみ上げて、涙がこぼれそうになりました! 」
と言ってくださって、また、その言葉に心打たれ、私も胸が熱くなりました。
あおがきの梅村さんが、なんとその曲に写真をつけて、
スライドショーを作ってくださいました!
ぜひ、ご覧ください → ☆
今回は3グループの演奏でゆったりと時間をとり、後半は自由演奏となりました。
まずは、松田さんが古楽器のビオラダガンバとチェロの違いについてお話をしてくださった後、
それぞれの楽器の演奏をしてくださいました^^
賢治の作品に「セロ弾きのゴーシュ」もありますが、
チェロは体の奥底に響く、とても心地よい音色でした。
黒坂さん、演奏ありがとうございましたm(^^)m
photo by Tanaka
ビアンコさんはクリスマスにちなんだ曲を選んでくださって、
その場でみなさんと合奏を楽しみました♪
最後は あおがき さん
丹波では、年に一度、シューベルトにちなんだ音楽祭が開催され。
最後に、シューベルトの「至福」という曲に歌詞をつけてみなさんで歌うそうです。
それを、なんと 「秋の音楽会」 で歌詞を作ってくださって!!!
最後、みなさんで合唱することとなりました!!!!!
鍵盤ハーモニカとリコーダーの伴奏にのせて
みなさんで合唱~♪♪♪
---
秋の音楽会(至福) 作詞:あおがき有志 作曲:F.シューベルト
1.播磨の里よ 緑の町よ
リコーダーの調べが 街角に響くよ
りんごの木のカフェ 秋の音楽会 集い歌おう
2.播磨の里よ 緑の町よ
心が触れる 出会いの喜び
りんごの木のカフェ 秋の音楽会 集い歌おう
3.播磨の里よ 緑の町よ
みんなの夢が ひとつひとつ叶って
りんごの木のカフェ 秋の音楽会 集い歌おう
---
この音楽会のために、歌詞まで考えてくださるなんて‥
もう感動で胸いっぱいです!
終わってからも、ずっとそのメロディーと歌詞が頭から離れず
しばらくその余韻に浸っていました。
音楽会が終わり帰り際、演奏会で多忙なビアンコさんも
「りんごの木の音楽会は年中行事に入ってるのよ」
とおっしゃってくださったり。
遠くから来てくださっているあおがきさんは
「この音楽会で成長しました」
とおっしゃってくださったり。。。
今回で9回目となる音楽会。
敢えてこじんまりとした小グループの会といたしましたが。
じっくりみなさんの演奏を味わえ。
また、こんなお言葉をいただけて。
本当に続けて開催してきてよかったなぁと。。。
安堵と一緒に温かいものが胸に流れてきました。
お店では、みなさんの心の糧になるような催しを‥といつも心がけていますが。
みなさんの心になにか言葉にならない気持ちが動いたり。
日々の活動の励みになったり。
それでご自身の変化、成長につながることができれば。
本当に、本望です。
演奏してくださった皆さん。
見に来てくださったお客様。
心からありがとうございました。
みなさんの心に何かが残れば、それが、
私にとって何よりのご褒美でタカラモノです。