
今日は、待ちに待った、シャナヒーコンサート♪
満開のバラでみなさんをお迎えすることができました(*´▽`*)
いつもたくさんの楽器を車に積んで遠方より来てくださるみなさん♪
本当にありがとうございます^^

荷物を運びこみ、リハーサル‥ 途中でちょっとランチタイム^^
お庭で、朝、焼き立てのパンで作ったサンドイッチ、
お母さんのお手製クリームスープ、
焼き立てスコーン、
お気に入りの上坂農園さんのいちごムース、
を召し上がっていただきました。

終わってから、お庭でリハーサルの続き…
早めに来られたお客さまが店内でゆったりとされている中
お庭からそよ風とともに、心地よい音楽が流れてきて…
なんだかとても贅沢な時間となりました

そして、開演です♪
なんと、今日は、お庭からタイコをたたいて登場~♪
これがとっても可愛らしい!おもちゃの兵隊さんのようでした^^

さぁ、シャナヒーコンサートのはじまりはじまり♪

遠く、大阪からシャナヒーファンの方が来てくださったり、
姫路のアイリッシュコンサートでお知り合いになった方たち
毎回、楽しみにして来てくださっているお友達…
たくさんの方がご参加くださって、お店は超満員となりました^^

フィドルのmidoriさん
midoriさんのフィドルは歌うよう!
そして、本当にステップを踏んで踊りだすmidoriさん♪
音楽の楽しさを音からも体からも表現してくださる様子は
いつも感動を覚えます。

今回も、ノルウェーの楽器・ハーディングフェーレを演奏してくださいました。
ドラゴンヘッド(竜の頭)に、全体に美しい貝細工の装飾が施されたハーディングフェーレは
バイオリンと同じ4本の弦の下に、同じく4本の弦が通され、
これが共鳴して、なんとも魅力的な音が出ます。
余りにも魅惑的な音が出るので、人の心を酔わせる”悪魔の楽器”と言われたりもするそうです。

パーカッションAkiさん。
アイルランドの伝統的な太鼓・バウロンや、ウドゥドラム、鉄琴、ピアニカ…
いつもいろんな楽器を演奏してくださるAkiさん。
今回は、フィンランドの民族楽器・カンテレの演奏もしてくださいました。
風のように、耳元にふと届く音色は、
心地よく胸に響き、なぜだか涙がこぼれました
音楽というのは、言葉を超えた何かを伝える力があるのだなぁと思いました

ハープ&オルガンのnamiさん
この度、いつもシャナヒーCDのイラストを描いてくださっている清嶋さんと
シャナヒーさん共同で楽譜集を出版され、namiさんは楽譜を担当されました。
アイルランドや北欧の伝承音楽や、シャナヒーオリジナルの曲も含め。
素敵な楽曲に、それにぴったりのイラストが描かれて。
まるで絵本のようです。
今回は、その楽譜集の中から選曲、演奏してくださいました。

実は、コンサート前日、namiさんのお家の近くに住まわれて、
ハープを習っていらっしゃるという女性がご夫婦でご来店くださいました。
「namiさんは、私たちの間では、オトコマエ(!)って言われてるのよ。」
と、こっそり、微笑みながら教えてくださいました。
洋裁や編み物、手芸も得意で、ピアノやハープも弾けて、
本当に多彩で、女子力(?!)の高いnamiさん。
繊細で、優しくて、取り組んでおられる内容もとても女性らしいのですが、
そのバイタリティーたるや‥男性も顔負け(笑)
洋裁も睡眠時間削ってでも仕上げてしまったり、
音楽でも、全国をまわってツアーされたり
演奏にとどまらず、作曲されたり、楽譜集まで出版されたり…
本当に、この、おっとりと、おしとやかなnamiさんの中に、
いったいどれほどのパワーが眠っているんだろう!と、驚いてしまいます。
それでも、私は、そんなnamiさんに、何か”同志”のようなものを感じます。
好きなことを見つめ続けていくこと。
仕事であれ、趣味であれ、
社会的なものであれ、個人的なものであれ‥
その根っこに、内に秘めた熱い情熱があり、
その感覚に正直に、真摯に生きていこうとする姿勢があれば、
自分も周りも驚いてしまうような
前に進んでいく力が生まれる
そして、結果、
周りも驚き、胸をうつものが出来上がる‥
スゴイことしてやろう!というのではなく
ただ、思うままに進んでいった先に
思いもよらなかった素晴らしい光景に出会えるような‥
私もそんな人生を歩めたらいいなぁと思うのです

はじめてシャナヒーさんとお会いした時は、
物語の中から出てきた妖精のよう!
と思っていましたが。
今は、その、はかなく可憐で可愛らしい姿の中に
強い芯のようなものを感じました
好き!楽しい!ということろにブレないでいるというのは
シンプルだけど、なかなか簡単にはいかないこと
でも、それを貫いていこうとする中で
見えてくる、その人の芯‥確固たるもの
あまりに固いと、折れてしまうこともある
でも、折れたっていい、傷ついたっていい
痛い思いをすることで、それが
どれだけ自分にとって大切なことかが、わかるから
そして、その経験を経て、
強いだけでなく、しなやかさを身に付けるようになったり
角を削って、少し丸くなってみたり、するんだな‥
尖っていた、学生時代を思いだした(笑)